住まい方が多様化する時代。
今お持ちのマンションの価値も築年数や立地だけでは測れない様々な可能性や魅力が詰まっているかもしれません。
例えば、利便性が魅力の駅近の暮らしはコンパクトで柔軟に応える空間が求められる一方、自然が窓から一望できる豊かさは駅から少し離れた場所にしかない魅力かもしれません。
クルリブは地域のかかりつけ医のように、マンションが持つ個性を多彩な視点で汲み取り、次の時代へ住み継ぐための課題解決を一緒に伴走しながら進めていきます。
空き家は年々増加傾向にあり、築年数の経ったマンションでも空室が社会的な課題となっています。
特に小規模マンションはすでに建物の維持管理が困難であったり、住まい手への配慮が不足すると環境が悪化し、その影響が地域の治安悪化に繋がるなど複合的な課題も。
クルリブは実現可能な修繕・管理・リーシング計画を立てて建物の価値を見直し、再投資することで維持管理だけでなく住環境の改善にも取り組み、課題解決を図ります。根本的なメンテナンスを実施し、マンションの在り方を本質的に見直すことで再価値化の相乗効果を促し、地域や社会の課題にも貢献したいと考えています。
それぞれの物件の特性を深く理解し、コミュニケーションを重ねられる設計パートナー選びはとても大切。
クルリブでは本質的な価値を見つけ、従来の定型化された間取りや住み方に束縛されないアイディアを一緒に考えられる建築家を物件ごとに厳選します。
案件によっては建築家同士がコラボレーションすることも。
適材適所にタッグを組める柔軟性とより発展的な解を見つけられる土台が備わっています。
クルリブは「まちのお医者さん」のように今あるマンションをより良く活かす相談窓口です。修繕計画からリノベーション、資産価値向上まで、不動産と建設の視点で住み継ぐ未来を支援します。
よくあるご質問
みなさまから日頃よく寄せられるご質問を
Q&A形式でご紹介しています。
大規模修繕工事とは何ですか? なぜ必要ですか?
マンションを適切に維持し、快適な居住環境と資産価値を保つためには、保守点検と修繕が重要です。修繕には性能・機能の劣化の度に行う小修繕と、一定年数の経過ごとに計画的に行う計画修繕があります。小修繕は定期的な点検により、設備の異常を早期発見し劣化した部分を修理・交換して性能・機能を回復させます。計画修繕は予め設定した長期修繕計画に基づき、工事前に調査・診断を行い、建物各部の傷み具合に対応した有効な修繕設計を行い工事内容を確定します。計画修繕では、工事の効率性を高めるため、複数項目をまとめて実施するケースが多く、12~15 年程度の周期で実施することが一般的です。
メンテナンスとリノベーション(改良)の違いがよくわかりません
住環境の向上を目的とする工事を「リノベーション(改良)」と呼び、メンテナンス(改修)とリノベーションを組み合わせ建物全体の性能を改善する工事を「改修工事」と定義されています。高経年のマンションの質と価値を最適に保持するためには、修繕による性能の回復だけでなく、居住者の現在の生活水準に見合った性能向上、すなわちリノベーション(グレードアップ)が必要です。「改修工事」を適切に実施することで、建物の物理的老朽化だけでなく居住環境の陳腐化を抑制できます。
修繕計画は必要ですか?
マンションをできるだけ長く適切に維持管理していくために修繕計画は必要です。点検・検査・診断により、建物の経年による劣化状況等の不具合や問題点を明らかにし、具体的な修繕実施のための中短期計画を作成、実績を見ながら目安として5年ごとに長期修繕計画を見直していく必要があります。
大規模修繕工事やリノベーションはおよそ築何年で実施しますか?何回くらい必要ですか?
建物の状況にもよりますが、15年〜20年程度で実施することを推奨します。築30年を超えると、居住環境の魅力や価値が低下し、時代に合わなくなるケースが多いので2回目はメンテナンスとリノベーションを同時実施が効率も良く効果的です。計画的にメンテナンスを同程度のピッチで実施し、長寿命化を図ります。
※国交省の推奨は12年~15年毎
どれくらいの費用がかかりますか?
建物の規模や状況、劣化具合で異なりますが、国交省のデータによると工事回数別の工事金額は4千万円~6千万円(1回目)の割合が最も多く、2回目及び3回目は6千万円~8千万円の割合が最も高くなります。(税抜、共通仮設費は含みません)